究極のシンプル

キミさんへ

ミッフィが大好きでした。
グッズを大人買いしていた時期もあります。ボーナスを預金して手に入れた貴重なお皿もありました。

彼女はシンプルです。

当時はだから好きだった訳ではありませんが、今は、遠くから、冷静にそう思います。

たくさんたくさん描いた線の中の、これだ、という一本で、彼女はできています。

余計な物は一切捨てて、これ、というひとつ。
潔い。気持ちがいい。

そういう自分をイメージします。

さと